世界主要企業サイトのマルチデバイス対応状況 第2回

世界主要企業サイトのレスポンシブデザインが前年11月調査から150%増加
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世界主要企業サイトのレスポンシブデザインが150%増加

世界企業番付「GLOBAL500」2013年版(米経済誌フォーチュン)に掲載された500社の企業サイトを、当社が独自に調査しました。その結果、75社がレスポンシブデザインに対応、2013年11月に実施した前回調査から150%増加しました。
また、レスポンシブデザインを採用した25社の内、スマートフォン専用サイトをレスポンシブデザインに変更した企業も10社あり、レスポンシブデザインが選択される傾向が強まっていることが伺えます。

世界主要企業サイトのマルチデバイス対応状況

  • ■マルチデバイス対応率は42%になり、前回に比較し6%増加、約半数に近づいた。
  • ■レスポンシブデザインが前回比150%の増加となり、スマートフォン専用サイトは微増に留まっている。
  • ■日本、アメリカでレスポンシブデザインが急増した。中国では、マルチデバイス対応があまり進んでいない
  • ■金融、エネルギー、電機、食品等、特定の業界でレスポンシブデザインの採用が目立った。
  • 世界主要企業サイトの地域別マルチデバイス対応状況と対応方法内訳

    アジア、北米でレスポンシブデザインが大きく増加した。欧州では、レスポンシブデザインがスマートフォン専用サイトを上回った。中南米でもマルチデバイスに対応する企業が増加した。

    世界主要企業サイト国別マルチデバイス対応状況と対応方法内訳(対象企業が10社以上ある国)

    国別のマルチデバイス対応率は、前回同様、韓国、オランダ、アメリカが最も多く6割を超え、日本の第4位は変わらなかった。前回は、1社もマルチデバイスに対応していない国が17カ国あったが、12カ国に減少した。
    レスポンシブデザインの割合が最も高いのはオランダで71%(前回はフランスで64%)、次いでイギリスの55%。前回レスポンシブデザインの割合が比較的低かったアメリカ・韓国・日本(25%以下)は、何れもレスポンシブデザインが増加した。

    世界主要企業サイトの業界別マルチデバイス対応状況と対応方法内訳

    マルチデバイス対応は13業界中10業界で増加、特に運輸/食品/建設・不動産・その他サービスでは、前回比150%を超えた。マルチデバイス対応率が高い業界は、通信/複合企業/建設・不動産・その他サービスで約6割に達した。
    レスポンシブデザインは、13業界中9業界で増加、エネルギー/電機/食品では前回比200%を超えている。また、通信/機械/複合企業/医薬で、対応率内訳が50%を超えた。業界を問わず、レスポンシブデザインがマルチデバイス対応方法として定着したことが伺える。

    世界主要企業サイト マルチデバイス対応状況調査 第2回
    調査内容:フォーチュン(FORTUNE) 「GLOBAL500」に掲載された企業の公式サイトのレスポンシブ/スマートフォン対応状況
    調査方法:PC/スマートフォンによる目視調査
    調査期間:2014年4月24日~4月30日
    調査対象サイト数:500サイト

    世界主要企業サイト マルチデバイス対応状況調査 第2回の詳細は、以下のサイトで公開しています。
    http://at21.jp/web/topic/topic07.html

    株式会社あとらす二十一
    http://at21.jp/

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