スマホ非接触決済、最新の利用度1位は「iD」に。1月トップの「楽天Edy」が大きく後退【MMD研究所調べ】

認知は8割超ながら、現在利用している人は1割未満。

MMD研究所は、「2021年7月スマートフォン決済(非接触)利用動向調査」の結果を発表した。18歳~69歳の男女45,000人から回答を得ている。同調査は半年ごとに行われており、今回は2021年1月との比較となる。

非接触決済の認知は8割超ながら、現在利用している人は1割未満

まずスマホの非接触決済(コンタクトレス決済)の認知・利用状況を聞くと、「非接触決済という言葉は聞いたことがあるが、サービス名称・内容はよく知らない」20.5%、「だいたいどんなものか分かるが、利用したことはない」20.2%、「まったく知らない」18.5%が上位となった。これを行動段階順(ファネル分析)に整理すると、「認知」81.5%、「内容理解」48.4%、「利用経験」22.7%、「現在利用」8.8%などになる。

非接触決済サービスを「現在利用している」とした9,526人に、「もっとも利用しているスマートフォンの非接触決済サービス」を聞くと、「iD」24.4%、「モバイルSuica」23.1%、「楽天Edy」22.4%がトップ3だった。2021年1月時点のトップ3は「楽天Edy」32.6%、「iD」20.7%、「モバイルSuica」19.0%だったため、楽天Edyがかなり大きく減少している。

なお、サービス利用を検討していると回答した4,059人に、もっとも検討しているサービス名を聞くと、「楽天Edy」20.5%、「モバイルSuica」14.7%、「Visaのタッチ決済」11.9%が上位だった。こちらは2021年1月と同じ順位で、数値も大きな変動はなかった。

調査概要

  • 【調査対象】18歳~69歳の男女
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2021年7月1日~5日
  • 【有効回答数】45,000人
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