データは無限、時間は有限
Web担当者の仕事は、データに始まり、データに終わる。いや、一日の仕事が終わった後も、Webサイトのデータは自動で延々と蓄積され続けており、分析すべきデータに終わりはない。
思いつくままに挙げてみるだけでも、ページビュー数、セッション数、ユニークユーザー数、サイト滞在時間、参照元、キーワード、直帰率、ページ遷移、コンバージョン率、一人獲得単価、検索表示順位、インターネット視聴率などなど。
問題は、データはほぼ無限に存在するにもかかわらず、Web担当者が分析に当てられる時間は有限であるということだ。
Webデータを読みこなす力を身につけたい人へ
これに対処する方法としては、自分にとってそれぞれのデータが一体何を表しているのかを理解し、Webサイトの成果達成度を測定するために必要なデータを臨機応変に取捨選択する能力を身につけるしかない。
本連載では、データの鬼・衣袋宏美教授が、Web担当者が身につけておくべきWebデータ・リテラシーを具体例を挙げながら、懇切丁寧に解説する。
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