博報堂など、読者コミュニティで商品開発するソーシャルネット型プログラム「MAGIC」開発

オンラインコミュニティのメンバーディスカッションから買う動機を発見して開発に活用

山川 健(Web担 編集部)

2012年3月31日 0:42

広告大手の博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは、雑誌の読者コミュニティのメンバーをオンライン上に集めて商品開発するソーシャルネットワーク型のプログラム「MAGIC(マジック)=Magazine Innovation Community」を開発した、と3月30日発表した。3週間から1年の期間、オンラインコミュニティに集まった読者メンバーがテーマに沿ってディスカッションし、参加者の会話から買う動機を発見して商品やコミュニケーション開発に活用する。

オンラインコミュニティでの調査のほか雑誌の誌面も使い、開発中の商品の情報発信や読者に意見を求める場を設け、読者とともに商品開発を進める。読者と開発した商品やコミュニケーションのメッセージに基づき、マーケティングプランの立案・実行まで提供する。販売が伸び悩んでいる既存商品をリニューアルする際に読者コミュニティの意見を取り入れたり、商品購入のきっかけをさかのぼって調べてニーズに基づいて開発するなどの用途にも利用できる。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

博報堂DYメディアパートナーズ
http://www.hakuhodody-media.co.jp/

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