機械翻訳サービス「DeepL(ディープエル)翻訳」を展開する言語AI(人工知能)開発のドイツDeepLは、リアルタイムの音声文字起こしと翻訳を実現する仕組み「DeepL Voice API」の一般提供を2月2日(現地時間)に始めた、と同日発表した。開発者は自社のアプリケーションにリアルタイムの音声文字起こし、翻訳、最大5言語への翻訳機能が統合でき、多言語コミュニケーションの効率が高まる。
コンタクトセンターをはじめ音声コミュニケーションを業務の中心とする業界の利用を想定。既存のシステムに容易に統合可能なソリューションとして提供する。リアルタイムの音声文字起こしと翻訳によってコンタクトセンターの責任者は、担当者と顧客とのやり取りが把握しやすくなり、担当者は言語の違いを気にすることなく顧客と対応できる。異なる言語話者への引き継ぎの必要もない。
コンタクトセンターでは担当者が顧客と同じ言語を話さなくても品質の高いサポートが提供でき、言語力より専門性に基づく人材配置が可能になるうえ、言語別のスタッフの確保が不要。文字起こしや翻訳テキストに加えてリアルタイムで生成される翻訳音声を聞きながら会話が追えるため、双方向で自然な理解につながる。DeepL Voice APIは「DeepL API Pro」プラン契約者に提供を開始した。
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