スマホを買い替えたくなる理由、トップは全年代で「電池の減りが早くなった」。2位は？【LINEリサーチ調べ】

LINEヤフーの調査サービス「LINEリサーチ」は、「スマホ（機種本体）の使用」に関する調査結果を発表した。使用している期間や買い替えようと思うきっかけについて、15歳～69歳の男女5,260人が回答している。

10～40代は「本体の容量」、50～60代は「発熱」が不満点

現在プライベートで使用しているスマホ（機種本体）について「どのくらいの期間使っているか」を聞くと、全体では「半年未満」11%と「半年～1年未満」12%を合わせた1年未満が23%、「1年～2年未満」23%、「2年～3年未満」21%で、ほぼ僅差で並んだ。これらすべてを合算した「3年未満」が全体の7割近くを占める。

年代別でみると、10代は「1年未満」「1年～2年未満」が他の年代と比べてやや高い。逆に50～60代では「3年以上」の割合が高い。

次に「スマホを買い替えようと思うきっかけ」（買い替えたことがない人はきっかけになりそうなことを想定）を聞くと、「電池（バッテリー）の減りが早くなった」が全年代で1位となった。現在のスマホの多くは、バッテリー交換をしにくい構造を採用しておりユーザーの不満は高い。

割合は半減するが2位にはこれも全年代で「動作が重くなった」がランクインした。アプリやゲームの高機能化・巨大化とユーザーの買い替えサイクルが一致していない現状がうかがえる。

年代別で見ると10～40代では「本体の容量が足りなくなった」、50～60代では「スマホが熱くなるようになった」が3位に入った。

調査概要

• 【調査対象】日本全国の15歳～69歳の男女
• 【調査方法】LINEユーザーを対象にしたスマートフォンWeb調査
• 【調査時期】2024年10月3日～7日
• 【有効回答数】5260サンプル