Amazonが生成AI搭載の対話型ショッピングアシスタント「Rufus」ベータ版を日本で導入

Amazonは生成AI(人工知能)搭載のショッピングアシスタント「Rufus(ルーファス)」ベータ版を日本の一部顧客に提供を始めたと11月7日に発表した。「Amazon.co.jp」に掲載された商品情報とWeb上の情報を学習してユーザーの購入意向や商品、比較に関する質問に回答し、お勧め商品を表示して商品を見つけやすくなるようサポートする。テスト期間を経て本格展開する。「Amazonショッピングアプリ」で利用できる。

「スムージーを作るには何が必要？」と大まかな調べもの、「トレッキングシューズとランニングシューズ、どちらを買うべき？」と比較質問、「この商品の耐久性はどう？」といった具体的な質問まで可能。大まかな商品検索では「ヘッドホンの種類」「コーヒーマシンの種類」といった検索ワードを使い、「登山に必要なものは？」「屋内庭園を造りたい」などの幅広い質問を通じて具体的なニーズに応じた商品を検索して探し出す。

「レビューのまとめを見る」をタップすると、商品詳細ページに掲載されたカスタマーレビューの概要を簡単に確認できる。「このテニスラケットは初心者向け？」などと商品詳細ページを閲覧中に具体的な質問をすると、詳細情報やカスタマーレビュー、カスタマーQ&AをもとにRufusが回答する。生成AIはまだ初期段階で常に正しいとは限らず、回答できない場合もあり、AIモデルの改良と回答の改善や微調整を続けていく。