細けぇこたぁいいんだよ、「上司が細かいと思う瞬間」トップは?【エムフロ調べ】

「上司の細かい指導が役に立つことはあるか?」と聞くと、ある派とない派で真っ二つに。

エムフロは、「細かい上司」に関する調査結果を発表した。ビジネスパーソンの男女440人が回答している。

細かい上司は「自分が納得したいから」?「仕事してる雰囲気を出したいから」?

まず「上司が細かいと思う瞬間」を聞くと、「文書・表の作り方に口を出す」154人が圧倒的に多く、「顧客対応・マナーにうるさい」53人、「スケジュール管理が細かい」27人が続いた。確かにビジネススキルとして大切なポイントではあるが、上司独自のマイルールの押しつけに終わっていることも多い領域だ。「就業規則やルールで決まっていないのに」と感じる人が多いようだ。

文書・表の作り方では、「文字サイズと位置」「文字間のスペース」「点の入れ方」「改行の場所」「スライドの色使い」など、本質的ではない調整にウンザリしている人が多い印象。また「句読点の場所」「てにをは」など、ざっくりした指示で“仕事をした感”を出す上司も嫌われている模様だ。

顧客対応・マナーでは「身だしなみ」「言葉遣い」「所作」などでの指示に加え、「靴下の色を注意された」「封筒に入れる紙の向きを修正された」など独特なマナー意識が槍玉にあがった。最近はマナー講師のことを「失礼クリエイター」と揶揄する風潮もあり、臨機応変な対応が求められていそうだ。

次に、「上司に細かい指摘を受けたときにどう思うか」を聞くと、「重要だと思えない」96人が最多で「面倒くさい」「イライラする」という声が多い一方で、2位に「納得する・勉強になる」81人がランクインしており、的確な指摘ならありがたく受け取っている人も多いようだ。

「上司の細かい指導が役に立つことはあるか」と聞くと、「よくある」9.5%、「たまにある」40.9%、「あまりない」35.5%、「まったくない」14.1%と、ほぼ真っ二つに評価が分かれた。

最後に「細かい上司の対処法」を聞いたところ、「従っておく」204人が圧倒的多数で、以下「深く考えず受け流す」95人、「上司に合わせる」56人が続くなど、真摯に意見を汲み取っている人はほぼいないようだ。

調査概要

  • 【調査対象】仕事をしている男女
  • 【調査方法】インターネットによる任意回答
  • 【調査時期】2024年8月29日~9月12日
  • 【有効回答数】440人(女性268人/男性172人、10代0.9%/20代19.3%/30代36.6%/40代27.7%/50代12.3%/60代以上3.2%)
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