セキュリティソフト「Internet SagiWall」(詐欺ウォール)を提供するBBソフトサービスは、2024年3月度のインターネット詐欺リポートを発表した。詐欺ウォールを利用しているユーザーのアクセス数値を集計し、詐欺サイトの動向を分析した内容となっている。
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交通系フィッシングサイトは減少
それによると、2024年3月における「詐欺ウォールによる詐欺サイト検知数」は410万490件で、2024年2月から90万8,833件減少した。
3月は「三菱UFJ銀行」と「メルカリ」のフィッシングサイトが急増。三菱UFJ銀行を騙る事例は実数で30倍、メルカリを騙る事例は実数で6倍に増加した。
また「TEPCO」のフィッシングサイトも急増。料金未納を主張して偽サイトにログインさせ、情報を詐取する手口が目立つという
カテゴリ別で見ると、3月度はイオンカード、三菱UFJ銀行、Softbankが上位だった。一方でここ数か月の間、上位にランクインしていた「ETC」「えきねっと」といった交通系フィッシングサイトは減少を見せている。
調査概要
- 【調査対象】公的機関などから提供された詐欺サイトURL
- 【調査方法】詐欺ウォールを利用しているユーザーのアクセス数値を集計(Windows版:3.3.0 / macOS版:3.5.0 / Android版1.7.0 / iOS版3.2.0.4)
- 【調査時期】2024年3月5日
- 【調査URL数】計95件
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