LINEヤフーが「DS.INSIGHT」で検索キーワードから「隠れたニーズ」を生成AIが分析

検索データから新しいアイデアの発見を支援、3つの生成AI機能を3月から連続で試験導入

LINEヤフーは、事業者向けデータソリューションサービス「ヤフー・データソリューション」で、検索・人流のビッグデータから人々の興味・関心を分析できるデスクリサーチツール「DS.INSIGHT」に、生成AI(人工知能)に関する3つの試験機能を3月から連続して導入する、と3月7日に発表した。第1弾として、生成AIが検索ビッグデータから「隠れたニーズ」を見つける機能を試験導入する。

利用の流れ

生活者の興味関心を可視化する「DS.INSIGHT People」で、特定のキーワードと一緒に検索されているキーワードをマッピング形式で表示する「共起キーワード」機能での分析を生成AIがサポートする。「マスク」の分析で「ファンデーション」との関連性を見いだし、マスクに付着しづらいファンデーションを探す隠れたニーズを提案。「キャンプ」では「犬」との関連性からペットとキャンプを楽しみたい隠れたニーズを提案する。

膨大なビッグデータに隠れて、既存の機能ではカテゴライズされない検索キーワード同士のつながりを生成AIが発見し、テキスト形式で出力して新規事業のビジネスアイデアに活用できる。データ分析の前工程となるデータクレンジングの作業を短縮し、分析業務の負荷を低減する。DS.INSIGHTでの分析でデータからニーズや課題を読み解き、考察業務の時短や効率化につなげる生成AI機能を、順次試験導入していく。

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