ITエンジニアの転職は○○業界が狙い目! IT人材の需要と供給を比較【アクサス調べ】

ITエンジニアの理想の転職と、採用担当者が保有する実際の求人数を比較。

アクサスは、「理想の転職と実際の求人」に関する調査を実施した。ITエンジニア歴3年以上の1,031名と、人材紹介会社のエンジニア採用支援担当者1,004名を対象に調査している。

エンジニアの供給が足りていない業界は「物流・運送」「資源・素材」

【採用支援担当者】エンジニアの求人数が多い職種を教えてください。/【エンジニア】今後携わりたい職種を教えてください。

まず、エンジニアの求人数が多い職種・エンジニアが今後携わりたい職種について、それぞれの回答を比較すると、「プログラマー」の需要が供給を8.2ポイント上回っていた。その一方で、「プロジェクトマネージャー」「ITコンサルタント」などのプロジェクト管理職は競争倍率が高いようだった。

【採用支援担当者】エンジニアの求人数が多い業界を教えてください。/【エンジニア】今後携わりたい業界を教えてください。

業界について見ると、「物流・運送(-8.0ポイント)」の需給ギャップが最も大きく、以下「資源・素材(-7.8ポイント)」が僅差で続いた。

【採用支援担当者】エンジニアの求人数が多い工程を教えてください。/【エンジニア】今後携わりたい工程を教えてください。

工程について見ると、「プログラミング(製造)」「システム移行」といった下流工程において供給が足りていないことがわかった。一方で、「要件定義」「提案・プリセールス」といった上流工程を望むエンジニアは比較的多いようだった。

「SQL」「Python」の言語スキルは需要が低め?

【採用支援担当者】企業から求められる言語スキルで多いものを教えてください。/【エンジニア】これまで身に付けた言語スキルを教えてください。

続いて、企業側が求めている言語スキルとエンジニアが身につけている言語スキルを比較したところ、「SQL」「Python」といったデータベースを活用する言語スキルにおいて、企業側の需要が低い傾向が見られた。

【採用支援担当者】仕事の紹介が難しいと感じるエンジニアに不足しているものを教えてください。/【エンジニア】エンジニアとしての自身の市場価値を教えてください。

また、エンジニアに対し自身の市場価値は何かを聞くと、「技術スキルの汎用性」が1位となった。一方で、採用支援担当者がエンジニアに不足していると思うものでも「技術スキルの汎用性」がトップとなり、それぞれの認識に乖離が見られた。また、「経験年数」を重視している割合にも4.7ポイントの差があった。

調査概要

  • 【調査期間】2023年8月26日(土)~2023年10月5日(木)
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査対象】エンジニア、人材紹介会社のエンジニア採用支援担当者
  • 【調査人数】2,035人(エンジニア:1,031人/人材紹介会社のエンジニア採用支援担当者:1,004人)
  • 【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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