DNPグループとGMOペパボ、日比谷花壇が連携して画像ライセンス提供サービスを開始

「イメージアーカイブ・ラボ」でアートの二次創作を促進、ブロックチェーンで証明書

大日本印刷(DNP)とグループ会社のDNPアートコミュニケーションズは、GMOインターネットグループ傘下でレンタルサーバーやEC支援のGMOペパボ、各種フラワーサービス事業の日比谷花壇と連携して、アート作品の画像データのライセンス(利用許諾)提供サービス「イメージアーカイブ・ラボ」を12月5日に始めた、と同日発表した。主に個人クリエイターに多様なアート画像を提供してクリエイターの二次創作活動を支援する。

2022年5月から実証実験を進め、有償の画像ライセンスと証明書販売の需要が確認できたので正式サービスを開始した。提供画像はフランス国立美術館連合(RMN -Grand Palais)に所属の美術館の所蔵品・名画が対象だったが、新たに日比谷花壇のフラワーグラフィック「花屋さんのお花柄」と、林原美術館が所蔵する東洋古美術品が加わった。画像ライセンスを購入したクリエイターは、さらに多彩な作品を素材に二次創作活動ができる。

画像ライセンスを購入したクリエイターにはブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した「A trust(エートラスト)」で証明書にリンクされ、正規の利用許諾を受けていると証明される。GMOペパボが運営するハンドメイドマーケット「minne(ミンネ) byGMOペパボ」と連携し、minneの作家・ブランドは購入した画像ライセンスを活用して作品を創作し、販売できる。利用許諾費用はハンドメイド作品の販売価格に応じて設定される。

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