炭酸飲料「C.C.レモン」で生成AIを使ったプロジェクト開始、擬人化したキャラクターを制作

サントリー食品インターナショナル、擬人化キャラクターの自己紹介動画と制作の舞台裏公開

サントリーホールディングス傘下で清涼飲料事業のサントリー食品インターナショナルは、同社が展開する炭酸飲料「C.C.レモン」を対象に、生成AI(人工知能)を使ったプロジェクトを期間限定で始める、と7月27日発表した。生成AIを活用して擬人化したキャラクターのコンテンツを制作する。擬人化キャラクターの自己紹介動画と制作の舞台裏を公開した。

擬人化キャラクターの顔、衣装、声、動きは、画像、音楽、動画など新たなコンテンツを生成するAI、セリフは文章生成AIを利用した。顔はC.C.レモンを担当するスタッフの顔写真を基にベースの顔を作成した後、髪型などを微修正した。衣装はC.C.レモンのボトルデザインを参考にした。声や動きは実際の人間の声や動きを擬人化キャラクター用に変換した。

「C.C.レモン」 の擬人化キャラクター

擬人化キャラクターの自己紹介動画と制作の舞台裏の公開は、プロジェクトの第1弾。動画では、擬人化キャラクターが生まれた過程と、キャラクターが実際に自己紹介している様子が見られる。サントリー食品インターナショナルは今後、擬人化キャラクターを起用したさまざまなコンテンツを制作する。コンテンツは「Twitter」や「YouTube」で公開する。

自己紹介動画も作成
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