リコーが対話をリアルタイムにグラフィック変換する「piglyph」β版の提供を開始

ビジュアルコミュニケーションシステムのUI刷新、ルームの自由な作成・共有が可能に

リコーは、ビジュアルコミュニケーションシステム「piglyph(ピグリフ)」β版の提供を1月12日から始める、と1月11日に発表した。対話をリアルタイムにグラフィック変換してコミュニケーションを支援するシステムで、協業パートナーを中心に試験導入して開発してきた。顧客のフィードバックをもとに改良・開発を重ねて製品版の提供を目指す。

「piglyph(ピグリフ)」β版イメージ図

piglyph β版は、発言をリアルタイムに文字とイラストに変換し、認識をそろえて対話を進めることが可能になる。対話内容が記録・蓄積され、過去の発言やイラストを切り出せるほか、ワークスペース上で発言やイラストを自由にレイアウトして対話内容をその場で直感的にまとめられる。イラストが目印になって議論を効率的に振り返ることができる。

piglyph β版はUI(ユーザーインターフェース)の刷新に加えて、対話をリアルタイムに可視化しながら共同編集と記録ができるホワイトボードの「ルーム」を、ユーザーが自由に作成・編集できる管理機能を追加した。ビジネスシーンの利用にも便利なテンプレートも用意して、より使いやすいシステムとなっている。

ユーザーが自由にルームを作成・編集できるホーム画面
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