CARTA HOLDINGSは、デジタルインファクトと共同で、デジタルサイネージ広告市場※に関する調査を実施した。
2022年デジタルサイネージ広告市場は690億。4年後には約2倍に?
調査によると、2022年のデジタルサイネージ広告市場規模は690億円(前年比119%)と推計され、2026年には2022年比194%増の1,338億円まで成長すると見込まれた。
2022年度の市場規模をセグメント別でみると、交通機関は358億円で全体の51.9%、商業施設・店舗は142億円で全体の20.6%、屋外は107億円で全体の15.5%、その他は83億円で全体の12.0%を占めた。
小売店やショッピングモール、美容室、飲食店などを含む「商業施設・店舗」分野の市場規模予測は上図のようになった。これまで主流であった販売促進費だけでなく、より予算規模の大きい広告費から予算が出る事例が増えており、2026年には512億円まで伸びる見通しだ。
「屋外」分野の予測は上図のようになった。コロナ禍の影響を大きく受けた領域であるものの、2021年のオリンピック特需や人流の回復などを受けて回復傾向にあり、2026年には145億円規模まで拡大すると見込まれている。
調査概要
- 【調査対象】デジタルサイネージ広告関連事業者
- 【調査手法】CARTAHDならびに、デジタルインファクトが保有するデータ、公開データ、デジタルサイネージ広告事業にかかわる企業へのインタビュー調査。
- 【調査時期】2022年8月~11月
- 【調査機関】デジタルインファクト
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