マイクロソフトがメタバースでメタと連携、「Mesh for Teams」を「Meta Quest」に導入

「Microsoft 365」もMeta Questに対応、VR空間で「Word」「Excel」などの操作が可能に

米国マイクロソフトは、メタバース(インターネット上の仮想空間)分野で米国メタと連携した、と10月11日(米国時間)発表した。マイクロソフトのメタバース「Mesh for Microsoft Teams」をメタのVR(仮想現実)ヘッドセット「Meta Quest」デバイスに導入するとともに、マイクロソフトのオフィス製品「Microsoft 365」アプリをMeta Questデバイスに対応させる。

Mesh for Microsoft Teamsは、コミュニケーションツール「Teams」をメタバースに拡張。仕事をする際にどこにでもバーチャルで集合できる仕組みとなる。Mesh for Microsoft TeamsをMeta Questの現行版「Meta Quest 2」や、メタが同日発表した新型「Meta Quest Pro」と組み合わせることで、その場に一緒にいるような感覚でコラボレーションできるようになる。

Teamsを使ったVR(仮想現実)空間でのミーティングイメージ

Microsoft 365アプリのMeta Quest デバイスへの対応では、VR空間内でマイクロソフトのワープロソフト「Word」、同表計算「Excel」、同プレゼンテーション「PowerPoint」など普段利用しているアプリのコンテンツを操作できるようにする。マイクロソフトは、新しい働き方が定着する中、つながりを提供するうえでメタバースが重要な役割を果たすと考えている。

Microsoft 365 アプリを Meta Quest デバイスに対応させ、VR (仮想現実) 空間内で操作できるように
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