漫画を読むなら紙で? 電子で? 「電子派」が43.9%と優勢【otalab調べ】

20代・30代は約半数が「電子派」と回答、一方で電子書籍は無課金ユーザーの割合も高い。

インターネット広告会社のアップデイトが運営するotalabは、10代以上の男女2,820人を対象に「漫画の利用実態調査」を行った。

漫画を読むなら「紙より電子派」が最多の43.9%

漫画を読むなら「紙派」or「電子派」?

まず、漫画を読むなら「紙派」「電子派」「どちらも使用する派」のうちどれかを聞いたところ、「電子派」が43.9%と最も多い結果となった。

「電子派」を選んだ理由としては、「場所を選ばずに読むことができるから」「かさばらなくて読みやすいから」「無料で読める漫画が多いから」といった意見が見られた。

また、「どちらも使用する」と回答したのは24.1%だった。その理由としては、「電子書籍で見つけたお気に入りの作品を単行本で買っている」との意見が多かった。紙を購入するには「気に入った作品」「何度も読み返したいと思った作品」「残して置きたい本」などといった条件があり、そもそも本を購入し形を残すこと自体にハードルがあるということがわかった。

【年代別】紙派・電子派の割合は?

年代別に見ると、「電子派」と回答した20代は46.8%、30代は49.7%だった。

理由としては、「どこでも読むことができるから」といった利便性を評価する声が多かったが、中には「出張先でも読める」「引っ越しの際にもかさばらない」「収納場所をとらない」といった声もあった。

一方で、60代以上では「紙派」が58.5%で、紙媒体の根強い人気がうかがえた。

漫画にかける月の出費、電子書籍では「無課金」の割合高め

【紙・電子別】漫画に使っている月の課金額

次に、紙で漫画を読んでいる1,637人、電子で漫画を読んでいる1,983人を対象に「月の課金額」について聞いたところ、紙は「1,000円以上~2,000円未満」が最多の34.9%、電子書籍は「無課金」が最多の30.6%となった。

【年代別】漫画に使っている月の課金額

また、紙・電子それぞれの「月の課金額」について年代別に見ると、10代では電子書籍の無課金での利用者が47.5%にのぼることが明らかになった。

調査概要

  • 【調査期間】2022年9月1日~2022年9月12日
  • 【調査機関】アップデイト(自社調査)
  • 【調査対象】47都道府県在住の10代以上の男女。性別と年代は以下の通り。
性別比、年齢比
  • 【有効回答数】2,820名
  • 【調査方法】インターネット調査
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