ヤフーが2021年度「広告サービス品質に関する透明性レポート」公開、非承認は約1億3000万件

理解が進んで2020年度から減少、非承認理由の最多は2020年度と同じ「最上級表示、No.1表示」

ヤフーは、2021年度(2021年4月1日~2022年3月31日)の「広告サービス品質に関する透明性レポート」を6月21日に公表した、と同日発表した。2021年度は「Yahoo! JAPAN」が定めた広告掲載基準に抵触するとして、1億3265万8367件の広告素材を非承認にした。2020年度の非承認は1億7508万1672件。広告主の基準への理解が進み、非承認になる広告素材の入稿が減った。

非承認の1億3265万8367件は、広告掲載基準、広告入稿規定、広告販売ルールに抵触した広告のタイトル、説明文、画像、リンク先のウェブサイト、キーワードなどの合計で、広告単体の件数ではない。理由で最も多かったのは2020年度と同じ「最上級表示、No.1表示」。次いで同様に「薬用化粧品(医薬部外品)、化粧品」。非承認の割合はどちらも2020年度より増えた。

広告掲載基準では、最上級表示・No.1表示をする場合には、第三者によるデータ出典・調査機関名と調査年の明記や、調査データが1年以内のデータであることなどを定めている。ヤフーは広告単位の対応に加え、違反表現を繰り返したり、非承認広告を大量に入稿したりする広告アカウントを停止している。2021年度は上半期に4202件、下半期に5324件を非承認にした。

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