Z世代女子の流行、2021年後半は「コムドット」「平成フラミンゴ」などの人気が急上昇【Z総研調べ】

フレーズでは「はにゃ?」があいかわらずの使いやすさ、ファッションでは激安中華「SHEIN」に注目。

N.D.Promotionは、「Z世代が選ぶ2021年下半期トレンドランキング」を発表した。同社が運営するシンクタンク組織「Z総研」のコミュニティに所属するZ世代の女性メンバー870人から回答を得ている。「Z世代」は一般的に、1995~2003年生まれ(現在17歳~25歳)の年代を指す。

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この調査では、Z総研メンバーに流行った言葉、食べ物、YouTuber、TikToker、Instagramユーザー、Twitterユーザー、アーティスト、芸能人などを聞いている。

Z世代女子に流行した言葉やインフルエンサーは?

流行した言葉(フレーズ)は、2年連続でお笑い芸人・丸山礼の「はにゃ?」が1位となった。使い勝手の良さで人気のようだ。2位も定番の「それな」がランクイン。3位にはYouTubeチャンネル『ウチら3姉妹』から広まった「きまZ」が入った。

食べ物・飲物では、感想の投稿が目立つ「スタバ新作」、サムネ映え・動画映えする「地球グミ」が人気だった。

YouTuber、TikToker、Instagramユーザー、Twitterユーザーでは、従来の人気インフルエンサーに加え、5人組「コムドット」およびそのメンバーである「ゆうた・やまと・ひゅうが」らが上位にランクインした。女性ユニットの「平成フラミンゴ」「くれいじーまぐねっと」も上位に入っており、特に人気YouTuberの顔ぶれが大きく変わった印象だ。

アーティストでは『Butter』などの楽曲がTikTokでも人気だった「BTS」が1位。それに「なにわ男子」「TWICE」が続く。ジャニーズからは「Snow Man」「King&Prince」「SixTONES」もランクイン。そしてK-POPアイドルでは「NiziU」のほか、キレのあるダンスで人気上昇中の「aespa」や「Kep1er」の名前があがっている。そんななか「backnumber」がバンドとして唯一トップ10に入った。

芸能人では、アーティスト1位のBTSを抑え「橋本環奈」が1位となった。バラエティなどで女性ファンも惹き付けているのが人気の秘密のようだ。男性芸能人からは、2021年11月に小松菜奈との結婚を発表した「菅田将暉」が3位にランクインした。

モノ・コトでは、1位「TikTok」に続き、Netflix発で話題となったドラマ「イカゲーム」が2位に、激安中華ファッションECの「SHEIN」が3位となった。話題の作品では「東京リベンジャーズ」もランクインしている。

コスメでは、韓国コスメブランドの「rom&nd」が上半期に続き1位。モノ・コトの6位にも入っており、高校生を中心に定着していることが伺える。「CANMAKE」「CLIO」も人気だが、CLIOは芸能人ランキングにも入った「aespa」がモデルを務めており、流行の相乗効果が見てとれる。

最後に、「ネクストトレンド予想」を広く聞くと、ダンス&ボーカルユニット「BE:FIRST」、多国籍グループ「ITZY」、少年ジャンプ+連載作品でアニメ化も決定した漫画「SPY×FAMILY」などの名前があがった。

調査概要

  • 【調査対象】全国の12~25歳の女性
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【調査期間】2020年11月10日~21日
  • 【有効回答数】870名(12~15歳267名、16~18歳492名、19~22歳89名、23歳~25歳22名)
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