WACULが「有料職業紹介事業」許可取得、マッチング「Marketer Agent」で直接契約可能に

企業とフリーランスの間でサポートする従来の形式に加えて企業とフリーランスの直契約も

AI(人工知能)を活用したマーケティングツール開発やマーケティング人材紹介サービスを手掛けるWACUL(ワカル)は、「有料職業紹介事業」の許可証が厚生労働大臣から交付された、と1月6日発表した。これによって同社の人材マッチング事業「Marketer Agent(マーケターエージェント)」で企業とフリーランスの直接契約が可能になった。

有料職業紹介事業は1月1日付で許可され、2024年12月31日までが有効期限。Marketer Agentは、専門性を持つマーケター(マーケティング実行者)のスキル、リソースを最大限活用するためのマーケティングDX(デジタル変革)人材プラットフォーム。マーケターが企業に所属する以外に、フリーランスなど多様な形で働く機会を提供している。

Marketer Agentでは、マーケティングDXに課題がある企業と、フリーランスや副業人材のマッチングなどを展開している。これまでは、WACULが企業とフリーランスの間に入ってサポートする形式だったが、今回、有料職業紹介事業が許可されたことで、マッチングの後に企業がフリーランスとの直接契約に切り替えることも可能になった。

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