Supershipの「Ad Generation」がアドフラウド対策と広告取引透明化でTAGの認証IDを取得

国内SSP初の認証IDを広告配信時に使用し、Ad Generationによる広告取引が識別しやすく

KDDIグループで広告事業のSupershipは、同社の媒体社向け広告配信プラットフォーム(SSP)の「Ad Generation(アドジェネレーション)」が米国広告業界の認証機関「Trustworthy Accountability Group(TAG)」のメンバーシップに加入し、同機関が発行する「Certification Authority ID(認証ID)」を取得した、と7月16日に発表した。

 

国内SSPで認証IDの発行を受けたのはAd Generationが初めて。Web媒体やアプリへの広告配信で行われるRTB(リアルタイム入札)取引の透明性を高め、アドフラウド(広告不正)排除対策を強化するためで、TAGから取得した認証IDを広告配信時に使用するので、デジタル広告のサプライチェーン全体でAd Generationによる広告取引が識別しやすくなる。

認証IDはこれまで大手海外SSPだけが保有していた。TAGは、全米広告業協会(4A's)▽全米広告主協会(ANA)▽ネット広告業界団体「Interactive Advertising Bureau(IAB)」で結成したデジタル広告業界唯一の情報共有分析機関(ISAO)。Ad Generationはアドフラウド排除などの課題に今後も取り組み、透明性の高い健全な広告配信に貢献していく。

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