DMP「AudienceOne」でオーディエンスデータのセグメンテーション・ターゲティング強化

DAC、プライバシー保護の「ポストCookie時代」に対応、子会社のDSP「MarketOne」でも

インターネット広告事業のデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)は、同社のDMP(データマネジメントプラットフォーム)「AudienceOne」で、オーディエンスデータ(ウェブサイト上の行動データ)のセグメンテーション機能とターゲティング機能を強化した、と6月24日発表した。「ポストCookie時代」に対応する。

Cookieはウェブサイトがスマートフォンやパソコンに保存する情報。欧米でのプライバシー保護の動きに続き、日本でも改正個人情報保護法によって個人情報やCookieを扱う際の倫理性や適切性が強く求められている。今後、Cookieを利用しないポストCookie時代のターゲティング広告が必要になることから、機能強化を図った。

対応の第1弾として、ユーザーのインターネットアクセス情報を独自に分析したセグメントを充実させることでターゲティングの精度を高める。例えば、在宅勤務ユーザーを推定するセグメント、在宅時間帯の傾向でのセグメント、世帯属性セグメントなどが可能になる。企業属性データを活用した新たなセグメントも拡充する。

AudienceOneに加え、子会社で広告取引基盤開発のプラットフォーム・ワンが提供するDSP(広告主向け広告配信プラットフォーム)「MarketOne」もターゲティング機能を強化。広告主・広告会社の指定条件の広告枠にだけ入札・掲載できる機能を実装。アクセス情報に基づくリアルタイムに近いターゲティング配信が可能になる。

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