ドコモのスマートフォン向けメール広告「メッセージS」で位置情報データ利用配信開始

D2C、広告主は日時とエリアを指定、その時にそのエリアを訪れたユーザーに広告を配信

NTTドコモや電通などが出資するデジタルマーケティング事業のD2Cは、ドコモのスマートフォン向けメール広告配信サービス「メッセージS(スペシャル)」で、ユーザーのリアルタイムな位置情報データ利用した広告配信サービスを6月に始めた、と6月23日に発表した。広告主の企業は、希望する日時とエリアが指定できる。

その時にそのエリアを訪問したユーザーに向けて広告の配信が可能。エリアは半径75mから5kmまでの範囲で店舗周辺や商圏に応じて複数指定できる。さらに、ドコモのユーザー属性データと組み合わせてターゲット層に広告が届けられる。属性データは、ユーザーの同意で取得した個人情報を含まない性別、年齢、居住地など。

このサービスはスマートフォン中心のアドネットワーク型広告配信サービスとしてドコモが提供する「docomo Ad Network(ドコモアドネットワーク)」で利用できる。メッセージSは、ドコモのスマートフォン向けメールサービス「ドコモメール」「spモードメール」上に配信するメール型広告商品。3300万人の登録者がある。

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