新型コロナ、約7割の人が「価値観が変化した」「外出に抵抗がある」【ビッグローブ調べ】
ビッグローブ(BIGLOBE)は、「withコロナに関する意識調査」の結果を発表した。緊急事態宣言の解除後である5月26日~27日に、全国の20代~60代の男女1,000人を対象としたアンケート調査を実施している。
新型コロナの流行後、「外出に抵抗ある」7割超「満員になりうる場所に抵抗ある」8割超
まず「新型コロナウイルスの流行前と比較して、現在、自宅の外に出ることに抵抗を感じますか」と聞くと、「感じる」25.4%、「やや感じる」47.0%で、計72.4%が抵抗を感じていた。性別では、男性は「感じる」20.0%、「やや感じる」46.2%の一方、女性は「感じる」30.8%、「やや感じる」47.8%で、女性のほうが総じて抵抗感が強い。
電車・バス、職場、教室、エレベーターなどの密閉空間について、「新型コロナウイルスの流行前と比較して、満員になりうる場所に抵抗を感じますか」と聞くと、「感じる」48.2%、「やや感じる」38.5%で、こちらは8割超に上昇する。
一方で、「緊急事態宣言の解除後、リモートワークをしていますか」と聞くと、「現在実施している」32.1%、「現在実施していない」61.0%、「現在実施していないが今後実施予定がある」6.9%となった。緊急事態宣言の前後での比較はされていないが、解除後の時点でリモートワークをしている人は3割強で、今後も増える可能性がある。
新型コロナで変化した価値観は「戻らない」6割超
また「新型コロナウイルスの流行により、あなた自身の物事に対する価値観や意識は変化しましたか」と聞くと、「あった」25.9%、「ややあった」45.1%で、全体の71.0%が、価値観が変化したと感じていた。性別では男性は「あった」23.6%、「ややあった」42.2%に対し、女性は「あった」28.2%、「ややあった」48%で、若干女性のほうが高い。
さらに「価値観の変化があった」と回答した710人に、「新型コロナウイルス終息後に価値観や意識は元に戻ると思いますか」と聞くと、「戻らない」14.6%、「あまり戻らない」51.1%で、価値観が決定的に変わったとする人が多く存在した。
調査概要
- 【調査対象】社会人として働いている全国の20代~60代の男女
- 【調査方法】インターネット調査
- 【調査期間】2020年5月26日~27日
- 【有効回答数】1,000人
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