ブレインパッドが「Rtoaster」にポップアップギャラリーやワンタグなど新機能を追加

法人ターゲティングは業種・企業規模別に、海外ターゲティングは国・州別など精緻に

デジタルマーケティング事業のブレインパッドは、同社のレコメンドエンジン搭載プライベートDMP(データマネジメントプラットフォーム)の「Rtoaster(アールトースター)」に新機能を追加してバージョンアップした、と4月16日に発表した。ポップアップのテンプレートを大幅に増やすなどより簡単で多彩、精緻な運用が可能になった。

レコメンドのポップアップはテンプレートを70種類以上に拡充。実装結果を視覚的にイメージできるデザインライブラリーから選べる。バナー▽自動▽ポップアップの各レコメンドをひとつのタグで実装する「ワンタグ機能」を開発し、コンテンツ表示を速くするなら個別タグで、運用担当者の負荷軽減ならワンタグでと個別タグとワンタグの併用ができる。

Rtoasterの強みである顧客ターゲティングはさらに精緻になった。「法人ターゲティング」では法人IPアドレスを識別して、業種▽売上高▽従業員数▽資本金▽上場区分を選択できる。「海外ターゲティング」では蓄積したスコアを元に、サイト来訪者の興味関心を捉えて国・州別などのインバウンド施策が可能になった。

マーケティング担当者は、顧客体験(CX)向上の施策の運用に関わる時間が膨大となり、IT技術の進歩のキャッチアップに知識やリテラシーが求められるなど負荷が高まっている。Rtoasterのバージョンアップは、担当者の熟練度や属人的スキルに左右されず、新任者から熟練者までRtoasterの機能を十分に活用できることを目的に新機能を実装した。

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