MAツールに期待するのは「効率化」、不安・不満なのは「費用の高さ」【ソウルドアウト調べ】

MAツールの導入にはいずれの企業も前向き。認知している企業だと3割が導入済み。

ソウルドアウトは、「マーケティングオートメーションツール」(MAツール)に対する期待や導入率などについて、アンケート調査を実施した。実際に利用しているユーザーには、MAツールへの満足度や継続率についても追加調査を行っている(回答者:MAツールを知っている200名、うち実際に利用しているのは60名)。

「マーケティング活動の効率化」に加え、幅広い効果をMAツールに期待

まずMAツールの導入状況を聞くと、「現在導入を検討している」45.0%、「すでに導入している」30.0%、「過去に導入を検討したことがある」15.0%、「今後導入を検討する可能性がある」10.0%の順。「可能性はない」「わからない」の回答はなく、どの企業もMAツール導入に肯定的と考えられる。

なお、実際に導入している30.0%の企業においてその継続率は96.7%に達していた。またその成果に対して7段階評価してもらったところ「とても満足」「満足」「まあ満足」と答えた割合は90.0%となっている。

続いて「MAツールに期待すること」を全体に聞くと、「マーケティング活動の効率化」33.0%が1位ながら、「見込み顧客(リード)の獲得」30.5%、「マーケティング効果の可視化」30.0%、「顧客ニーズの見逃し防止」29.0%、「見込み顧客の管理」29.0%が僅差で並んだ。幅広い有用性がMAツールに期待されていることが分かる。

MAツール導入に慎重になる要因の第1位は「費用の高さ」

一方で「MAツールを導入する前に気にすること」を聞くと、「導入費用が高い」27.5%がトップ。以下、「予算が限られている」26.5%、「月額費用が高い」23.5%、「予算取りが厳しい」23.0%とほぼほぼ金銭面の不満・不安が続く。5位に「運用する人材がいない」22.5%があるのも気になる点だ。

調査概要

  • 【調査対象】「マーケティングオートメーション」(MAツール)を知っていると答えた20代~50代までの男女
  • 【調査時期】2019年5月10日~13日
  • 【調査方法】インターネット調査
  • 【回答者数】200名
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