九州工大がTableau Japanとデータサイエンス教育で協力、データ分析「Tableau」提供

情報工学部新入生500人に、大学院のデータサイエンスコースも採用、ライセンスは無料

九州工業大学は、データ分析プラットフォームを展開する米国Tableau Softwareの日本法人、Tableau Japanと、データサイエンス教育で協力する、と8月26日発表した。Tableauのデータ分析ソフト「Tableau(タブロー)」を同大学情報工学部の新入生500人に9月から順次提供し、大学院のデータサイエンスコースでも採用する。

Tableauを体系的に導入する大学は、九州工業大学が日本で初めて。同大学には国立大学で唯一、情報工学部があり、Tableauは米国の多くの大学の授業で使われていることから採用した。データ分析を授業に取り入れることで学生は卒業後も仕事に役立てられる。Tableauは就職に有利な技術としても認識されているという。

九州工業大学は学生と教師に対し、Tableauのアカデミックプログラムを活用してライセンスを提供する。同プログラムは次世代のデータ人材支援を目的にし、ライセンスは無料。Tableau Japanは同大学向けのトレーニングやワークショップを行い、学生の能力向上を支える。今後、他大学にも同様の取り組みを広げていく。

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