Tableau、「Tableau 2019.2」に、位置データをより鮮明かつスムーズにマッピングする新機能を追加

ダッシュボード作成ツール、「データに聞く」機能の強化などの新機能も追加

岩佐 義人(Web担 編集部)

2019年5月24日 15:58

分析プラットフォームのTableauは、位置データの分析を強化するマッピング機能を搭載した、「Tableau 2019.2」を5月22日、提供開始した、と5月23日発表した。バックグラウンドマッピングテクノロジーが Mapboxとベクターマップでアップグレードしており、マップがこれまでよりスムーズになり、さらに詳細な位置データの表示と、地図情報の細かい表示による分析も行えるようになる。

最新バージョンでは、視覚的なインタラクティブ機能を実現するパラメーターアクション、Web作成でカスタマイズ可能なツールヒント、ユーザーに合わせた Tableau Serverのホームページ、ダッシュボード作成ツールの強化、自然言語機能である「データに聞く」機能の強化など、リクエストが多かった新機能も追加している。

ズームやパンを行うと、Tableauは画像を読み込むのではなくマップを拡大縮小するため、ユーザーはスムーズに分析ができる。また、Mapboxのテクノロジーにより、バックグラウンドの新しいマップレイヤーを使って、地下鉄と鉄道の駅、建物の専有部分、地形、水域のラベルなどの地図情報を地理空間データに追加することもできる。

 

この記事をシェアしてほしいパン!

人気記事トップ10

人気記事ランキングをもっと見る

今日の用語

ナノインフルエンサー
SNSインフルエンサーの一種で、特定の分野やコミュニティで存在感を持ち、フォロワー数が1,000〜1万のインフルエンサーを指す。フォロワー数は、マイクロインフルエンサー(1万以上)、ミドルインフルエンサー(10万以上)、メガインフルエンサー(100万以上)には及ばないが、フォロワーとの距離が近く、エンゲージメントが高い傾向がある。そのため、彼らを活用することで、広告感を抑えた自然なマーケティングが 用語集 を見てみる