機械学習「DataRobot」がデータプラットフォーム「Arm Treasure Data eCDP」と連携

米国DataRobotと英国ARMが協業、AIがクラウド上に蓄積されたデータから自動で学習

機械学習自動化プラットフォーム事業の米国DataRobotは、同社の同自動化ツール「DataRobot」が、半導体チップ設計の英国ARMが提供するカスタマーデータプラットフォーム「Arm Treasure Data eCDP」と連携する、と3月6日発表した。クラウド上に蓄積したデータから人工知能(AI)が自動で学習する仕組みを実現する。

Arm Treasure Data eCDPは、さまざまな業種の企業が利用してマーケティングからIoTまで多様なデータを集積している。集めたデータの活用を課題にしている企業も多い。今回の連携によって、ツールのDataRobotから直接Arm Treasure Data eCDPのデータを使用した高度な予測や検知を行うAIの構築が自動化できる。

蓄積データの価値をAIソリューションで高め、複雑なビジネスプロセスの自動化につなげられる。顧客の行動データに基づいた最適な顧客体験が提供できるほか、店舗・商品・CRM(顧客関係管理)データを結合して最適な商品配置と在庫管理が可能になる。両社は今後、技術パートナーとして技術・販売活動で協業していく。

この記事が役に立ったらシェア!
メルマガの登録はこちら Web担当者に役立つ情報をサクッとゲット!

今日の用語

グーパス
鉄道の改札機を通ったときに、地域情報などの情報を携帯電話にメールで送信するサービ ...→用語集へ

インフォメーション

RSSフィード


Web担を応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]