デジタルメディア利用状況が機器を横断して分かる「デジタル統合視聴率(β版)」開始

インテージ、各機器のログデータ一元化、人を基にデジタルメディア接触の計測を実現

マーケティングリサーチ・データ解析事業のインテージは、スマートフォン、パソコン、両機器を併用するユーザーのデジタルメディア利用状況が機器を横断して分かるサービス「デジタル統合視聴率(β版)」を2月に始める、と2月8日発表した。各機器のログデータを一元化し、マーケティング活用につなげられるようにする。

スマートフォン、パソコン、OS、ブラウザ、アプリに関わらず、人をベースにデジタルメディア接触の計測を実現した。従来のデジタルメディアのログデータは、スマートフォン単体や単一OS・アプリ、パソコン単体など限られた区分を基にした指標が主流だった。近年は複数の機器の使用が一般的になっていることから、展開する。

デジタルメディアの推定利用者数、使用率・時間、機器などが正確に把握できる。スマートフォンでは「iOS」と「Android」を含んだうえでブラウザとアプリの使用状況まで分かる。このデータ収集範囲のスマートフォンにパソコンを統合し、1万3000人分のデータとして提供。今後は性・年代に加えて消費行動・意識も採り入れる。

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