「駅すぱあと」で出勤・帰宅中の電車移動ユーザー向け「通勤ターゲティング広告」開始

ヴァル研究所、ビジネスパーソン対象の認知・訴求に効果、テスト配信ではCTRが1.5倍

ソフト開発のヴァル研究所は、同社が展開する乗り換え案内サービス「駅すぱあと」アプリの広告サービス「駅すぱあと広告」で、新メニュー「通勤ターゲティング広告」を7月25日に始めた、と同日発表した。出勤・帰宅中の電車移動ユーザーに向けて広告配信できる。テスト配信では、広告表示回数に対するクリック割合(CTR)が1.5倍になった。

通勤ターゲティング広告は、出勤時間帯の午前6~10時と、帰宅時間帯の午後5~10時に絞って広告を配信する。平日のこれらの時間帯は駅すぱあとアプリの利用頻度が高く、ビジネスパーソンを対象にした書籍、電子機器、旅行商品などの認知・訴求に効果的だという。電車内の交通広告などと併せて配信することで、広告展開の相乗効果も狙える。

駅すぱあとアプリは「iPhone」「Android」端末で累計850万ダウンロードを超える。経路検索と連動して生活圏や行動を基にするターゲティング広告として駅すぱあと広告を提供。終電検索ユーザーに配信する「終電ターゲティング広告」や、位置情報を使用して気象状況に応じて出し分ける「気象連動型広告」といった新メニューを開発している。

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