マイクロアド、ビッグデータとAIを活用して広告配信を最適化する「UNIVERSE FFM Version1.0」提供開始

分断したマーケティングファネルを管理し、顧客アプローチ改善と新規顧客獲得が可能に

岩佐 義人(Web担 編集部)

2017年12月13日 13:17

サイバーエージェントの連結子会社で広告配信事業のマイクロアドは、企業のマーケティング基盤構築サービス 「UNIVERSE」で蓄積したビッグデータに対し、AIによる分析を行うことで、顧客マーケティングの最適なアプローチの自動実行を可能にするサービス「UNIVERSE フルファネルマネジメント(UNIVERSE FFM) Version1.0」の提供を開始する、と12月12日発表した。UNIVERSE FFM Version1.0は、自社のWebサイトに専用のタグを設定し、現在のマーケティングファネルを随時登録していくことで本サービスが利用可能となる。これにより、分断したマーケティングファネルを一括管理し、既存顧客へのアプローチ改善と新規顧客獲得を図ることが可能になる。

UNIVERSE FFM Version1.0は、オンライン広告・オウンドメディア施策などユーザーがサイトに訪問・購買活動を行うために用いたマーケティング活動と、実際に訪問したユーザーごとの企業のサイト内行動パターン、サイト外での行動パターン、サードパーティが提供した連携データから、AIを活用することで、企業の複数のマーケティングファネルにおけるユーザーごとのオンラインKPI(重要業績評価指標)の到達可能性を予測する。顧客企業の保有する会員情報や購買履歴等のCRMデータをUNIVERSEのデータ基盤と連携することで、更に高精度な行動予測が実現できるという。

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