民泊の「Airbnb」が問い合わせのリアルタイム翻訳応対チャットボットを実現、103か国語に対応

BRAINのマルチコミュニケーションプラットフォームSMART INTELLIGENCE NETWORKを活用

岩佐 義人(Web担 編集部)

2017年10月26日 17:12

人工知能を使ったアプリケーション設計のBRAINは、マルチコミュニケーションプラットフォーム「SMART INTELLIGENCE NETWORK」を提供開始する、と10月24日発表した。同サービスは、103ヵ国語のリアルタイム翻訳機能や画像判定機能を備えたチャットBOTシステムで、通信環境や利用環境にとらわれることがないサービスで、さまざまな国籍の人とのコミュニケーションが発生する民泊の「Airbnb」に対応した。

民泊運営では、言葉が上手く伝わらなかったり文化の違いをうまく説明できず、お互いに不快な気持ちになることがある。また、予約前の質問や、到着までの道順の説明、鍵の受け渡し方法の説明、設備の利用方法についての相談など、相談されると答えられるが、すぐ応対ができないようなことを、人工知能による対話型チャットBOTを使うことで利用者が自主的に解決が出来るような仕組みができあがるという。

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