スカイアーク、仮想サーバー上にCMSを構築する「Movable Type for Azure」「MTCMS on Azure」提供開始

Microsoft Azure Marketplaceの機能やPaaSとの連携も可能なため、CMS導入が簡単に
岩佐 義人(Web担 編集部) 2017/6/20 13:26

CMSのスカイアークは、マイクロソフトのクラウドプラットフォームMicrosoft Azureの仮想サーバー上に、CMSプラットフォームのMovable Typeを搭載できる「Movable Type for Azure」と、上位モデルとなる「MTCMS on Azure」を同時に提供開始した、と6月19日発表した。国内のCMS市場は、今後も市場の成長を見込んでいる。Movable Type for Azureにより、Microsoft Azure上で簡単にMovable Typeを展開し、Microsoft Azure Marketplaceが用意する機能やPaaSとの連携も可能なため、簡単にCMSが導入できるようになる。

金融業や製造業を中心としたエンタープライズ市場では、BCP対策(事業継続計画)の一貫として別拠点間のシステム冗長化が問題になり、高いセキュリティレベルが必要となる。そのためには、高額なECM(Enterprise Content Manager)のライセンス費用や、システム構築に莫大な費用が生じ、CMS導入の大きな妨げとなっている。MTCMS on Azureであれば、インターネット空間からデータベースを隔離したセキュアなプラットフォーム設計だけでなく、情報管理責任者から要望の多いセキュリティ関連のオプションも用意しているため、エンタープライズ市場で必要とされる要求を満たすことが可能となる。

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