電通テックがキャンペーンの各プロセスをデジタル化するサービス「Cam-D」を開始

各種データを取得・分析してPDCAを実施、顧客の新規獲得から育成・ファン化を促進

電通グループで広告制作の電通テックは、消費者キャンペーンの各プロセスをデジタル化して各種データの取得を可能にするキャンペーン・デジタライゼーションサービス「Cam-D(キャンディ)」を始めた、と1月17日発表した。キャンペーンの応募者情報をはじめさまざまなデータを取得・分析し、企画・実行・検証・改善(PDCA)を行って顧客の新規獲得から育成、ファン化を促進する。例えば、購買を条件にするキャンペーンで集めた応募者データの分析で顧客属性が分かり、実効性を高められる。

キャンペーンでの応募、問い合わせ対応、インセンティブ、アフターフォローなど全てのプロセスをデジタル化し、データを取得できるようにする。各プロセスにラインアップした個別メニューから選択・組み合わせることでキャンペーンのデジタル化が素早く可能になる。応募ではハガキ情報の読み取り、問い合わせ対応では電話音声分析などを用意する。情報のデジタル化で一過性の販売促進ではなくキャンペーンへの継続参加を促進。顧客データの蓄積によって顧客生涯価値(LTV)の向上を図る。

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