企業Webサイト・アプリにセンサー情報を統合――アウトソーシングテクノロジーとインフォコーパスがDrupalとIoTを連携

IoTプラットフォーム「SensorCorpus」をWebシステム構築プラットフォーム「Drupal」とAPI連携

安田英久(Web担 編集統括)

2016年10月5日 8:30

アウトソーシングテクノロジーとインフォコーパスは、Webシステム構築ソフト「Drupal(ドルーパル)」とIoTプラットフォーム「SensorCorpus(センサーコーパス)」を接続して、企業WebサイトやWebアプリにセンサー情報を統合していくことを10月4日に発表した。

両社は10月1日よりこのサービス連携で協業を開始している。これにより、センサー情報を使ったWebマーケティング、機器の監視、サプライチェーンの可視化などを実現していくとしている。

今回の連携により、次のようなことを実現できるようになるという。

  • SensorCorpus上に収集蓄積したセンサーデータを、Drupalのコンテンツ作成ツールを使うことによって、Web画面として自在に見える化し、自社だけの専用インターフェイスを迅速に作成する。

  • 「センサーデータ」「自社の経営データ」「オープンデータ」などを容易に組み合わせてWebサイト上で表示することで、経営の意思決定に役立てる。

  • センサーデータをDrupal上で「動画」「静止画」「音声」「投稿」「投票」「通知」などの機能と連携させることにより、リッチな企業サイトやWebアプリを構築する。

これにより、

  • 製造ラインやインフラの監視
  • サプライチェーンや商品トラッキングの可視化
  • センサー情報を使ったWebマーケティング

などを容易に行えるようになるとしている。

また両社は、IoTとWebビジネスを融合した具体的な活用事例を紹介するセミナー「IoT & Drupalビジネス戦略セミナー」を10月18日(火)に渋谷で開催する。

  • イベント名称: IoT & Drupalビジネス戦略セミナー
  • 開催日時: 2016年10月18日(火)14:00~17:00
  • 開催場所: AP渋谷道玄坂渋東シネタワー11階 会議室G
    東京都渋谷区道玄坂2丁目6-17
  • 参加費: 無料
  • 定員: 40名
  • 主催: アウトソーシングテクノロジー
  • 詳細情報と参加申し込み: http://www.webgogo.jp/seminar/entry/20161018/

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