あなたのWebやマーケの知見を書籍に! インプレスが出版企画を一般に公開大募集(3月末まで)

担当編集者が付き、ISBNが発行される書籍。自費出版ではないので著者の金銭負担はなし。

インプレスグループで電子出版事業を手がける株式会社インプレスR&Dは、一般個人からの「出版企画・公開大募集」の第二次募集を、2月29日に開始した。

プログラミング、ビジネスIT、教育IT、ITマーケティング、IT先端技術解説といったITに関するジャンルの内容で、電子書籍と印刷書籍(POD:プリント・オンデマンド)で自ら執筆した書籍を出版したい一般の方を募集するもの。

採用されれば担当編集者がつき、印税も支払われる(自費出版ではないので、著者の金銭負担はなし)。

応募〆切は3月末。

前回募集ですでに6タイトル発行済み

同募集は今回が2回目。

第一次の募集は2015年7月に行われ、

  • 応募:全20タイトル
  • 審査により9名のタイトルを採用
  • 6タイトルを発行済み

という成果をだし、アマゾンのKindleカテゴリで1位を獲得した書籍もあるという。

第一次募集で発行された書籍は次のとおり。

  • 『メイカーズのエコシステム 新しいモノづくりがとまらない。』

    著者 高須正和氏:チームラボMake部発起人。ニコニコ学会β、メイカーフェア深圳・シンガポールなどで実行委員。海外と日本のメイカームーブメントをつなげる活躍をされている。

    『メイカー魂に火が付く本です』、『深センに行きたくなる本』など、Amazonレビューで高い評価を受けている。

  • 『クラウド時代の思考ツールWorkFlowy入門』

    著者 彩郎氏:共働き家庭の30代ワーキングパパ。「個人の継続的な知的生産」というテーマへの関心から、2012年にブログ「単純作業に心を込めて」を始める。

    Amazon Kindleストアで「文書作成ソフト」部門、「アプリケーション」部門で1位を獲得。

  • 『ボカロビギナーズ!ボカロでDTM入門』

    著者 gcmstyle(アンメルツP) 氏:VOCALOIDと音楽の持つ可能性を追いかけているボカロP。2002年よりDTMを始め、2008年より動画サイトへの投稿を開始。

    AmazonPODランキングの「デジタル音楽」部門で1位を獲得。

  • 『誰も教えてくれなかった中小企業のメール活用術』

    著者 水谷哲也氏:ITベンダーでシステムエンジニア、プロジェクトマネージャを担当。その後、専門学校、大学で情報処理教育に従事。2002年に水谷IT支援事務所を設立し所長に就任。

  • 『スマホ・タブレットで子どもの能力を開発しよう』

    著者 瀬戸武生氏:現役の公立小学校教師。静岡大学教育学部の大学院を修了後、小学校の教員になり、今までに小学校4校、中学校(国語担当)1校勤務。公立学校の教員歴17年。

  • 『電子出版のプロデューサーになろう エストリビューターとして活躍する方法』

    著者 細田朋希氏:電子書籍関連の電子出版プロデュース、監訳業、制作業、編集業、プロモーション支援、マーケティング支援といった、電子書籍ビジネスに関する活動を行う。

また、3月25日には次の3タイトルを発売予定とのこと。

  • 『Web集客が驚くほど加速するベネフィットマーケティング「ベネマ集客術」』
    著者 松本大河氏
  • 『ITを巡るプロパテント/アンチパテントの潮流』
    著者 小林和人氏
  • 『サポート業務の極意 いかにしてストレスなく、顧客満足度を上げることができるか』
    著者 株式会社メトロ氏

募集要項

募集要項は次のとおり。

  • 募集ジャンル ―― ITジャンル(プログラミング、ビジネスIT、教育IT、ITマーケティング、IT先端技術解説など、その他、ITに関連していれば何でも可)
  • 応募資格 ―― 個人(プロ・アマ不問)、ほかで出版していない原稿であること(ネット公開は可)、他者の権利を侵害していない原稿であること
  • 募集期間 ―― 2016年3月31日(木)まで(ただし10点の企画が採用された時点で募集終了の可能性あり)
  • 審査 ―― 企画内容を編集部で審査して判断。審査基準は、「原稿があるか、または原稿が執筆可能かどうか(原稿ありを優遇)」「市場ニーズがあるかどうか(数百部程度)」「公序良俗に反していないか」など
  • 出版スタイル ―― ISBNコードが発行される電子書籍と印刷書籍(POD:プリント・オンデマンド)の両方
  • 流通網
    電子書籍:アマゾンKindle / 楽天kobo / Apple iBookStore / 紀伊國屋書店Webストア / Google Play Store / honto電子書籍ストア / Sony Reader Store / BookLive!など
    印刷書籍(POD):アマゾン / 三省堂書店チェーン / hontoネットストア/ ウェブの書斎(大日本印刷) /特約書店チェーン(紀伊國屋書店、有隣堂、八重洲ブックセンター、ジュンク堂書店) / 楽天ブックスなど
  • ページ数 ―― 50~750ページ程度
  • 印税など ―― 印税は出版社売上の20%(電子書籍の場合。印刷書籍の場合は12%)。
  • 必要な費用 ―― 著者の金銭負担はなし
  • 結果連絡 ―― 受付後、2週間以内にメールにて検討結果を連絡
  • 応募方法 ―― 下記サイトの応募フォームから
    http://koukaiboshu.nextpublishing.jp/

・株式会社インプレスR&D
http://nextpublishing.jp/

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