見て聞いて動かせる、タッチ操作対応のダンボール製VRゴーグル「MilboxTouch」のプロトタイプ発表
ダンボール製VRゴーグル「Milbox(みるボックス)」を開発・販売するWHITEは、明治大学 宮下研究室およびサンメッセと共同研究して開発した、タッチインターフェース搭載型ダンボール製VRゴーグル「MilboxTouch」のプロトタイプを7月31日に発表した。
Milboxは、ダンボール製ゴーグルにスマートフォンをセットすることで、手軽にVRコンテンツを体験できるツール。新開発したMilboxTouchでは、明治大学の研究成果であるExtensionSticker技術を応用し、導電性素材を縞模様に印刷したシールをユーザーがタッチすることで、スマートフォンの画面に触れなくても、タッチ入力やスクロール操作が可能になった。
Milboxは、個人だけでなく、トヨタの自動車安全技術「Toyota Safety Sense」を疑似体験する販促ツールなど、企業のキャンペーンにも活用されているが、新型ゴーグルでは“見る”“聞く”にタッチ操作を加え、新たな体験やプロモーションの可能性を広げる。たとえば、不動産会社のVRコンテンツにおいて、ユーザー自身が操作してインテリアを選択し、部屋のイメージを体験するようなことが可能になるという。操作性のあるVRゲームなど、エンターテインメント領域とも相性が良い。
WHITEは、2015年4月にデジタルエージェンシーであるスパイスボックスの社内研究所が分社化して設立された。今後は、両社のデジタルマーケティング領域の知見と経験を活かしながら、MilboxTouchを利用したプロモーションの企画からコンテンツ制作まで、一気通貫で提供していくという。
Milbox
http://milbox.tokyo/
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