「ブランド・ジャパン2015」発表、セブン-イレブンがBtoC編1位をコンビニ業界で初めて獲得

BtoB編も2位となり、いずれも日経BPコンサルティングの調査ではコンビニ業界最高位
岩佐 義人(Web担 編集部) 2015/3/30 8:46

情報通信、電子機器などのコンサルティングを行う日経BPコンサルティングは、今年で15回目となるブランド価値評価調査「ブランド・ジャパン2015」の結果をまとめ、3月27日、調査報告書を発行した。調査の結果、BtoC編で首位となったのはセブン-イレブンで、BtoB編でも2位となった。これらはコンビニ業界における最高位だった。調査は2014年11月5日~12月2日に、日経BPコンサルティングの調査協力者でBtoC編が18歳以上の男女、BtoB編が18歳以上の有識者にメールで告知して行った。回収数は、コンシューマー市場(BtoC)編が3万2000、ビジネス市場(BtoB)編が2万2001だった。

BtoC編の首位となったセブン-イレブンの「総合力」を構成する4つの因子別スコアをみると、「コンビニエント(便利)」で初の1位、「フレンドリー(親しみ)」では4位、「イノベーティブ(革新)」では15位、「アウトスタンディング(卓越)」では27位とすべて上昇し、前回から大きくスコアを伸ばした。セブン-イレブンのBtoB編の「総合力」を構成する5つの因子別スコアは、「先見力」が4位、「人材力」が56位、「信用力」が79位、「親和力」が4位、「活力」が17位で、人材力と活力のスコアが大きく上昇し、前回の総合力14位から2位に順位を押し上げる要因となった。なお、BtoC編の2位は「YouTube」、3位は「日清食品」で、どちらも初めてトップ3に入った。

日経BPコンサルティング
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