ヤフー、政治家サイトの乗っ取りを防止する「サイバーセキュリティサポート」を開始

デジタルハーツと協業、セキュリティホールの有無や情報漏えいの可能性を診断して報告

山川 健(Web担 編集部)

2013年5月14日 14:20

ヤフーは、政治家のウェブサイトの乗っ取りを防止するサービス「サイバーセキュリティサポート」を5月13日始めた、と同日発表した。ソフトの不具合検出(デバッグ)サービスを展開するデジタルハーツとの協業で実施する。インターネットを利用した選挙運動が可能になったことを受け、政党、政治家のネットによる情報の信頼性を維持する。

サイバーセキュリティサポートは、立候補者、国会議員、政党が対象になる。ウェブサイトのセキュリティホールの有無と、外部侵入による情報漏えいの可能性を診断する検査などを行い、セキュリティの課題を抽出。結果を「テクニカルレポート」として示す。デジタルハーツは、サイバー攻撃から情報資産を守るサービスを4月1日に始めている。

ヤフー
http://www.yahoo.co.jp/

デジタルハーツ
http://www.digitalhearts.co.jp/

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