さくらインターネット、仮想専用サーバー「さくらのVPS」でデータセンター選択に対応

北海道・石狩か大阪・堂島、バックアップやリカバリ対策への意識の高まりに応えて導入

インターネットデータセンター事業のさくらインターネットは、同社の仮想専用サーバーサービス「さくらのVPS」で、サーバーを収容するデータセンター拠点を選ぶことができるマルチリージョン対応を導入し、10月18日に提供を始める、と10月11日発表した。申し込みの際に、北海道・石狩と大阪・堂島のどちらかを選択する。異なる地域に複数のサーバーを用意すると、災害時のバックアップとして運用できるようになる。

ホスティングサービスはインターネット上で提供するため、場所を意識する必要がないことが特徴になっていたが、バックアップやリカバリ対策への意識の高まりから、サーバー設置場所の意味が生じてきた。さくらのVPSは、1G、2G、4G、8Gの4プランあり、マルチリージョン対応は1G、2Gとなる。マルチリージョンを記念して2Gで石狩の場合、初期費用の1980円を無料にするキャンペーンを2013年1月17日まで実施する。

さくらインターネット
http://www.sakura.ad.jp/

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