トライベック、ユーザビリティランキング調査のトップはJX日鉱日石エネルギー

「主要企業Webユーザビリティランキング2011(企業サイト編)」、全体的に向上

ウェブコンサルティングのトライベック・ストラテジーは、15業界・150社のサイトの使い勝手や安全性などのユーザビリティを調べて評価した「主要企業Webユーザビリティランキング2011(企業サイト編)」を11月8日発表した。トップは前年に続いてJX日鉱日石エネルギーとなり、新たなニーズの取り込みやトレンドに対応していた。2位はNTTドコモ、3位には中部電力が入った。業種別の1位は「金融・保険・証券」。

8月中旬~10月下旬に調査した。JX日鉱日石エネルギーは、ユーザビリティに加え「マルチデバイス対応」「ソーシャルメディア対応」の項目でも高いスコアを獲得し、利用者の利便性を維持するための取り組みを続けていた。2位以下の上位企業も、JX日鉱日石エネルギーと比べて大差ないスコアで、全体のスコアの平均値は上昇傾向にあり、ユーザビリティへの意識の浸透が見られた。

全体的な傾向では、約50%のサイトがリニューアルを実施し、Flashなど重いリッチコンテンツの多用が避けられているケースも目立ち、スムーズなアクセスで確実に情報を発信することの重要性が再認識されていた。スマートフォンやタブレット端末など各種の機器向けのサイトを開設している企業は18%。ソーシャルメディアに関しては、自社の企業サイトから適切に誘導できているのは15%程度だった。

企業サイトと業種別の10位までは次の通り。

企業サイト
(1)JX日鉱日石エネルギー(2)NTTドコモ(3)中部電力(4)大塚商会(5)野村證券(6)東京メトロ(7)みずほ銀行(8)三菱商事(9)DIC(10)ソフトバンク

業種別
(1)金融・保険・証券(2)医薬品(3)IT・情報通信(4)商社・流通・小売(5)機械・部品メーカー(6)鉄道・運輸(7)総合電機(8)食品・飲料・生活用品(9)電力・ガス・エネルギー(10)クレジット・信販

トライベック・ストラテジー
http://www.tribeck.jp/

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