アウンコンサル、中国の検索エンジン利用動向調査で中国資本がシェアを拡大

Googleの撤退受け、最大手の百度のユーザー数が約20%増加、捜狗は約2.5倍に

マーケティング支援のアウンコンサルティングは、中国の検索エンジン利用動向調査の結果を5月16日発表した。中国政府と対立してGoogleが2010年3月に中国本土を撤退した後、中国資本の検索エンジンが着実にシェアを伸ばし、最大手の百度(Baidu)は2010年3月~2011年3月にユーザー数が約20%増えていた。大手ポータルサイト捜狐(Sohu)の検索エンジン、捜狗(Sogou)もユーザー数が同期間で約2.5倍に増加した。

捜狐は、中国最大のECサイトを運営するアリババグループと検索事業で提携していることから、アウンコンサルティングは、今後最大手の百度と捜狐がシェア拡大を図っていく、とみている。一方、中国大手ポータルサイトの一角、新浪(Sina)が2011年3月にGoogleの検索技術の利用停止を決めるなど、Googleの中国での状況はさらに悪化している。

アウンコンサルティング
http://www.auncon.co.jp/

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