IMJモバイル、「モバイルユーザー動向定点観測2011」で利用時間増と購買意欲向上

モバイルサイト閲覧後に「購入・利用した」「販売店に出向いた」層が増加
岩佐 義人(Web担 編集部) 2011/3/22 21:35

モバイル関連ビジネスのIMJモバイルは「モバイルユーザー動向定点観測2011」の結果を3月22日発表した。それによると、モバイルインターネットを利用する時間が1日あたり1時間以上の回答が59%あり、前年に比べ7%増加した。サイト閲覧後に「購入・利用した」のは全体の24%と同7%増加し、「購入・利用したくなった」「販売店へ出向いた」などの回答も増えていた。調査は2011年2月15~18日に15~49歳の携帯電話所有者に対してインターネットを使って実施し、有効回答数は519。調査は毎年行い、今回が3回目となる。

調査ではモバイルの重要性について、「なくてはならない」との回答が10代から40代の男女すべてで70%を超えた。特に10代女性は94%とモバイルへの関与が非常に高かった。一方、モバイルを「暇つぶし」と考えるユーザーは全体の78%、「コミュニケーションツール」とするユーザーも全体の78%いた。

有料コンテンツの利用は全体で63%と同6%減少した。支払い金額も減少し、10代男性の54%は1ヵ月の有料コンテンツ利用料金はゼロだった。有料コンテンツの利用率は30代と40代の女性が高く、30代女性の70%、40代女性は69%にのぼる。40代女性の29%は有料コンテンツを1ヵ月あたり1000円以上購入していた。

IMJモバイル
http://www.imjmobile.co.jp/

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