博報堂買物研究所、ネットと実店舗の買い物意識調査で全体の8割が意識的に使い分け

半面、7割近くはネットだけでは不十分、と回答、ハイブリッド型が求められる傾向

博報堂で買い物に関する研究を行っている博報堂買物研究所は、ネットと実店舗の買い物意識に関して実施した調査結果を12月9日発表した。全体の約8割がネットと実店舗での買い物を意識的に使い分けていた。その一方で、ネットだけでは不十分と7割近くが回答し、実店舗での買い物の重要性も高かった。調査は、ネットと実店舗の両方で買い物をする全国の10~60歳代の男女を対象に10月に実施した。サンプル数は1555人。

77.7%が普段の買い物でネットと実店舗を意識的に使い分けていると回答した。ネットはじっくり考えて買い物したい場合や、物理的な制約があるケースで、実店舗は五感で商品を確認したい時に利用する。年代が上がるほど、意識的に使い分ける傾向が高かった。55.4%は、使い分けによって知らなかったほしい物が見つかるようになった、と答えた。

半面、ネットでの買い物がどれだけ浸透してもネットだけでは不十分、とした層が65.1%あった。40代以上で顕著となり、男女別では男性60.2%、女性69.9%と、女性が男性より10ポイント上回った。さらに、ネットショップの実店舗事業への参入と、実店舗のネット事業への参入については、全体の約半数が利用したい、と回答し。それぞれの利点を組み合わせたハイブリッド型店舗が求められていた。

博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

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