ヤフーと「淘宝(タオバオ)」が連携、日中間の相互ネット通販サービス開始

Yahoo!チャイナモール、淘日本(タオジャパン)を新設。APIの相互連携でサイトを構築する

ヤフーとアジア電子商取引企業グループ大手であるアリババグループの「淘宝(タオバオ)」は6月1日、双方のインターネットサイトの接続を開始し、日中間のインターネット通販サービスを開始したことを発表した。ヤフーと淘宝は、5月10日にインターネット通販で連携することを発表していた。

この連携によって、6月1日から日本の消費者は中国の「淘宝網」の取扱い商品を、Yahoo! JAPAN内に開設する新サイト「Yahoo!チャイナモール」で購入できるようになる。同様に、中国の消費者は日本の「Yahoo!ショッピング」の取扱い商品を、淘宝網に新設された「淘日本(タオジャパン)」で購入できる。

通販サイトは、出品商品情報データベースなどのAPIを相互提供することによって、両国内に購入代行サイトを構築。消費者は、商品ページに記載されている内容を機械翻訳によって自国語で閲覧することができ、言語、法律、配送、決済の障壁なく、自国のサイトで購入するのと変わりない方法で商品を購入できる。サービス当初は、Yahoo!チャイナモールでは約5000万点の商品を、淘日本では約800万~1000万点の商品を販売し、商品数は順次拡大の予定。

Yahoo!チャイナモール
http://chinamall.yahoo.co.jp/

淘日本
http://www.taojapan.com/

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