富士通総研が調査レポート「インターネットショッピング2009」、1年の利用13.9回
回数は増加傾向にあるものの平均利用金額は頭打ち、楽天系が4割近いシェア
2009/9/25 17:55 調査/リサーチ/統計
富士通のシンクタンク、富士通総研はパソコンによるインターネットショッピングの現状を「インターネットショッピング2009」として調査レポートにまとめた、と9月24日発表した。過去1年間のネットショッピングの利用回数は平均13.9回で、同合計金額は12万2000円。利用したネットショップでは楽天系が4割近くを占めた。調査は今年4月28日~5月6日、1年間にネットショッピングを利用した10~69歳にインターネットで実施。1562件の回答があった。2001年に開始し、2回目が2004年、2006年からは毎年行い今年で6回目。
この1年のネットショッピングの平均合計金額12万2000円を同回数の13.9回で割った1回あたりの平均利用金額は8529円。回数は前回調査の13.7回からわずかに増え、増加傾向にあるものの、合計金額は頭打ち。1回あたりの平均利用金額は前回9051円、前々回が9133円で、縮小傾向にあった。
購入商品(複数回答)は「書籍・雑誌(57.8%)」「衣類・靴・バッグ・アクセサリー(49.4%)」「音楽CD・ビデオ・DVD(41.2%)」「ホテル・航空券・旅行(39.2%)」の順。ネットで購入した理由は「価格」が34.6%で、今回初めて「利便性」(31.4%)を上回った。直近1回に利用したネットショップのタイプで最も多かったのは、30.9%の「楽天出店ショップ」。「楽天直営ショップ」の9.0%を合わせると楽天市場のシェアは39.9%を占めた。次いで「アマゾン」の12.8%。
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