IMJモバイルのモバイルFlashサイト調査、シンプルなサイトの方が好感度高い結果に

メニューは自分でクリックして開き、レイアウトは縦にだけ移動が好ましい

モバイル関連事業を展開するIMJモバイルのモバイルユーザビリティ研究所は「モバイルFlashサイトに関するユーザビリティ調査」の結果を9月14日発表した。それによると、モバイルFlashサイトでは、フォーカスが当たるだけで自動的に動作するよりも、自ら操作できる方が好感度は高く、サイトのレイアウトは縦にだけ移動する方法が好まれた。

調査は8月19、20日にFlash再生が可能な携帯端末を保有している15~49歳の男女を対象に実施。416人が回答した。デモサイトを携帯電話で閲覧してもらい、モバイルのFlashサイトの使いやすさを調べた。

フォーカスが当たると自動的にメニューが開くサイトと、クリックしてメニューを開くサイトの比較では、後者が好ましいと答えたユーザーが59.1%を占めた。「操作しやすい」「無駄な動きが少ない」「負担を感じない」など、ユーザビリティに直接関連する項目で、自動的にメニューが開くサイトを大きく上回った。

レイアウトの違いでは、縦と横に分かれているサイトと、レイアウトが縦のサイトを比較。縦のサイトが好ましいと答えたユーザーが62.5%を占めた。「情報を見つけやすい」「操作しやすい」「フォーカスが当たっている場所がわかりやすい」などの項目で縦と横を上回った。

さらに、フォーカスが当たると色だけが変化するサイトと、フォーカスが当たるとアニメーションが再生するサイトの比較で、支持率に大きな差は見られなかった。

IMJモバイル
http://www.imjmobile.co.jp/

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