NTTレゾナントが「FlashLite」を利用した携帯電話向けウェブ制作支援サービスを開始

NTTレゾナントは、「Macromedia Flash」の携帯電話向け軽量版「FlashLite」を利用した携帯電話向けウェブインターフェース制作支援サービスの提供を開始した、と12月12日発表した。携帯電話向けのサイト提供業者が手軽にFlashサイトの制作を行うことができるサービスで、既存の画像データをFlashLite形式に自動変換し、高品質な画像をスライド表示したり拡大表示することが可能。操作性の高いユーザインターフェースが実現できるという。

このサービスでは、携帯電話の機種を判別して画像ファイルをFlashLite形式に自動変換し、各機種の画面サイズに最適なサイズで出力。PCサイト向けの画像を携帯電話向けにリサイズする必要がない。FlashLite形式に対応していない携帯電話に対しては自動的にHTML形式で表示する。さらに、表示する画像に自動的にリンクを埋め込むことも可能。スクロール地図上に店舗情報ページへのリンクを表示したり、ECサイトで商品画像カタログから詳細情報ページへのリンクを表示することもできる。

SaaS型のサービスのため、大きなコストや手間をかけることなく携帯電話向けサイトが構築でき、既存サイトとの連携も可能。初期費用10万円から、月額費用は5万円から。このサービスは携帯電話向けシステム開発のユーリテクノスからFlash変換・生成エンジンの技術提供を受けて実現した。サービス開始に合わせ、アニメ専門のNTTドコモのiモードメニューサイト「アニメフルチャンネル Powered by goo」(月額525円)で、このサービスを利用して作成したFlashサイトの提供を始めた。

NTTレゾナント
http://www.nttr.co.jp/

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