LINE@で戦え! 空手マーケター春香

そんな素人まるだしのダサ動画プロモーション、うちのブランドで認められると思う?【最終回】

スマホを使って店舗で撮影した素人動画に部長からストップがかかる――「こんな安っぽいプロモーションは、うちのブランドにはふさわしくない!」

LINE株式会社(監修)、蒼田山(マンガ)、小林有希(アパレル監修)、谷口マサト(原作)

2018年3月30日 7:00

前回までのあらすじ

LINE@でアパレルショップの販促を担当するようになった、空手好きの新人マーケター春香。

さまざまなトラブルを乗り越えてきた春香が次にチャレンジしたのは「動画」。予算がないためスマホを使って店舗で撮影した素人動画ではあったが、ユーザーの知りたいことに応える内容で反応が出始めた。

しかし、春香の動画プロモーションに部長からストップがかかる。その理由は「こんな安っぽいプロモーションは、うちのブランドにはふさわしくない」。

まず第1回から読む

ここから始まります
部長!
どうしてお店で動画を撮ってはいけないんですか
動画で売り上げもアップしたのに
理由を教えてください!
理由?
それがわからないようなら
動画なんかやめろと言ってるのよ
いつもと迫力が違う…!
あんな雑な動画をプロモーションに使うなんて
私には理解できない
私たちが今まで積み重ねてきたブランドイメージ…
ネット上の戦略を
あなたのやり方ではすべて壊してしまう
だって…売り上げは上がったじゃないですか!
あんなのは一時的よ
あの動画を見てがっかりしたお客様は必ずいるわ
あんなクオリティのモノを流し続ければ
うちのブランドに期待していたお客様は必ず離れていく
だからウェブマーケティングの部長として動画は認められない
これは決定事項よ!
そんな…
そんな!
これで話は終わり
待って!待ってください
また新しく考えますから
話を聞いてください!
春香
春香!
受けるな春香!
え?え?
どういうこと?
相手の攻撃をまともに受けるな
相手がさらに攻めてきて主導権を握られるぞ
逆に言えば受けなければ自分のペースに持ち込める
相手が攻撃した瞬間が最大のチャンスだ
ペースを崩せ!
これ以上話しても無駄
動画は終わりなの!
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